【アジアインタビュー】途上国でコンテナ港を革新 ICTSIのラソン会長兼社長
フィリピンやインドネシア、中国をはじめとするアジアのほか、中東や南米、アフリカなど世界19カ国・地域で32の港湾を運営・管理するフィリピンの港湾運営大手インターナショナル・コンテナ・ターミナル・サービシズ(ICTSI)。米中貿易摩擦が激化し、グローバル経済が不安定化する中でも、エンリケ・ラソン会長兼社長は長期的な視野で世界経済の動向をみつめ、逆にチャンスを捉えることの大切さを説く。途上国の貿易を後押しするコンテナ港の効率化はこれからも必要とされるとして、ICTSIの存在意義に自信を示す。(取材=NNAフィリピン編集部 竹内悠)