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テイクオフ:パキスタンと領有権を争…

パキスタンと領有権を争うジャム・カシミール州の自治権はく奪が、貿易問題にまで飛び火する可能性がある。発端は、マレーシアのマハティール首相が先月行った、国連総会での演説だ。

「自治権はく奪により同州を侵害した」と示唆し、同州を「国」と表現したことなどに、インド国民の一部が反発。インド政府に対して、パーム油などのマレーシアからの輸入を停止するべきだと声を上げはじめた。事態が深刻化すれば、インドがマレーシアと交渉中の自由貿易協定、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)にも影響を及ぼしかねないとの見方もある。

しかし、インドは通常、貿易に政治問題を持ち込むことはしない。これが、インドが中国との貿易を続けている理由であり、今年2月までパキスタンを最恵国(MFN)税率の対象としていた理由でもある。(虎)


関連国・地域: インド
関連業種: 社会・事件

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