NNA ASIA

【有為転変】第135回 中国にモノ言える豪州

オーストラリアのモリソン首相が米国で、世界貿易機関(WTO)のルールでは中国はもはや「発展途上国」ではなく、「先進国」として重責を果たすよう求めたことが波紋を広げている。米トランプ大統領の主張に全面的に賛同した形だ。最大の貿易相手国への批判を遠慮してきたオーストラリアが、国際舞台で踏み込んで発言したことにはやや驚いた。