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住友化学、インド国営石油とライセンス提携

住友化学は19日、インド国営の石油大手バーラト・ペトロリアム(BPCL)との間で、プロピレンオキサイド(PO)製造技術のライセンス契約を締結したと発表した。BPCLは年産30万トンのPO生産拠点で、住友化学が独自に開発したPO製造技術の採用を決めた。

BPCLは、南部ケララ州コチの製油所でPO生産設備の新設を含む大規模な石油化学事業を進めている。生産拠点の完成は2022年を予定。設備の詳細な設計は今後詰める。住友化学の広報担当者によると、POは自動車のクッションに使われる素材。自動車市場の拡大に伴い需要の増加が見込まれる。

住友化学は技術ライセンスの世界展開を通じて、石油化学事業の拡大を図っている。PO製造技術のライセンス契約は韓国石油化学大手のSオイル(S—Oil)、タイの石油化学最大手PTTグローバル・ケミカル(PTTGC)の子会社に続く3社目となった。SオイルのPO拠点は昨年稼働済み、PTTGC子会社の拠点は20年の稼働を予定。PO以外では、カプロラクタムや塩酸酸化の技術供与を推進している。

住友化学はインドで農薬事業と石油化学事業を展開。農薬事業では16年に地場のエクセル・クロップ・ケア(ECC)を買収し、昨年、自社のインド法人に吸収合併した。


関連国・地域: インド日本
関連業種: 自動車・二輪車化学天然資源

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