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総統選世論調査、韓氏と蔡氏が横並びに

蘋果日報が23日にまとめた2020年1月の台湾総統選に関する世論調査によると、与党・民主進歩党(民進党)の蔡英文総統と最大野党・中国国民党の韓国瑜・高雄市長の争いでは、蔡氏が先週の前回調査時から大きく支持率を伸ばし、韓氏との差を0.5ポイントにまで縮めた。24日付同紙が伝えた。

調査は蘋果日報から委託を受けた調査会社、典通(スタティンク)が19~21日に有権者を対象に電話で実施。15日に実施した前回調査では固定電話のみを対象としたが、今回の調査では携帯電話も対象に含めた。有効回答数は固定電話が1,083件、携帯電話が1,074件だった。

今回の調査では、蔡氏の支持率は37.9%で、前回調査時から7.7ポイント上昇。一方、韓氏の支持率は38.4%で、前回調査時から2.7ポイント下落した。前回調査時では10.9ポイントあった両者の差はわずか0.5ポイントにまで縮小した。

前回調査に合わせて固定電話の回答だけをまとめてみても、蔡氏の支持率は37.9%に回復。韓氏(41.5%)との差は3.6ポイントに縮まった。

年齢別にみると、蔡氏は40歳未満の有権者からの支持率で韓氏を上回り、とりわけ20代からは50%以上の支持率を得た。一方、韓氏は40歳以上の支持率で蔡氏を上回り、中でも50代からは50%以上の支持率を獲得した。

政治大学国際関係中心の厳震生研究員は両者の支持率が接近したことについて、「韓氏については、夫人が雲林県に違法建築物を所有していたとのスキャンダルが浮上したほか、15日に国民党の公認候補に選ばれてから日がたったため話題性が減ったことなどが支持率の低下につながった。一方、蔡氏はこのほど米国を訪問し、台米関係の緊密さをアピールしたことで、支持率を伸ばした」と分析した。

出馬が取り沙汰される柯文哲台北市長を加えた支持率では、韓氏が33.2%、蔡氏が29.6%、柯氏が23.4%。さらに、国民党の予備選に敗れたものの、無所属からの出馬がうわさされるEMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手、鴻海精密工業の郭台銘・元董事長を加えた支持率では、韓氏が26.5%、蔡氏が24.4%、郭氏が22.6%、柯氏が14.1%だった。


関連国・地域: 台湾
関連業種: 政治

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