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ドンキ1号店が12日開業、香港で複数展開へ

総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」などを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)グループは、香港で「ドンドンドンキ」の複数展開を目指す。九龍・尖沙咀に12日オープンする1号店は、香港随一の繁華街での出店となることから、地域住民と観光客双方のニーズに応える体制作りの実験店として位置付ける。

PPIHの広報担当者は11日のメディア向け発表会で、「香港での展開はこの1号店で終わるつもりはない。今後、複数の店を出すつもりだ」と述べた。「香港1号店は地域住民、観光客ともに愛される店作りを目指す」と意気込んだ。地元メディアでは、香港鉄路(MTR)セン湾西駅(セン=くさかんむりに全)に隣接する商業施設「OPモール」に、年末にも2店目が開業するとの報道が出ている。

■アジア初の宝飾コーナー

1号店で扱う商品は最小管理単位(SKU)ベースで1万5,000SKU。ほぼ全てが日本製または日本市場向けの商品となる。同社の広報担当者によると、地域住民と観光客向けの商品比率は半々で、来店比率も半々と想定している。

1号店は、本格ジュエリーの専門コーナーをアジアで展開するドンドンドンキとして初めて設けた。オープン当初の目玉商品は赤サンゴと真珠の宝飾品で、赤サンゴは高知県土佐産、真珠は愛媛県宇和島産のものを取りそろえた。赤サンゴは中国本土の富裕層に人気があり、100万HKドル(約1,390万円)を超える高額商品も陳列。真珠は普段使いできるものから、希少な高級真珠を使用したネックレス(1万HKドル前後)も並べた。価格は日本のデパートなどで販売される約3分の1という。

野菜、果物、肉、鮮魚を販売する生鮮コーナーは店内で最も広いスペースを占める。野菜は100品目、果物は50品目をそろえ、オープン当初は、店舗入口そばのスペースに旬の日本産モモを多数陳列する。店内キッチンも併設し、唐揚げやかつ丼、すき焼き弁当などの総菜類を用意した。シンガポール、タイの店舗で人気の焼き芋は専用コーナーを設けた。

化粧品コーナーは100品目以上を販売する。尖沙咀という立地から、化粧品は観光客の購入が期待できるカテゴリーで、売り場面積も比較的広く取った。地域住民向けに日常で使う実用的商品も多く、一般的な日本商品では地場ドラッグストアより3割程度安いものもある。

開業当初のスタッフは総勢300人で、日本語が話せるスタッフも配置する。

「ドン・キホーテ」などを運営するPPIHグループは、香港で「ドンドンドンキ」の複数展開を目指す=11日、尖沙咀(NNA撮影)

「ドン・キホーテ」などを運営するPPIHグループは、香港で「ドンドンドンキ」の複数展開を目指す=11日、尖沙咀(NNA撮影)


関連国・地域: 香港日本
関連業種: 食品・飲料小売り・卸売り

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