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サイアム商銀、配車ゴジェックと業務提携

タイの商業銀行大手サイアム商業銀行は11日、インドネシアの配車アプリ大手ゴジェックと業務提携をしたと発表した。ゴジェックのタイ事業で電子決済サービスなどを導入する。またゴジェックの最近の資金調達段階である「シリーズFラウンド」で大型投資を行ったとも発表したが、金額は明らかにしていない。

ゴジェックへの出資と業務提携を発表した、サイアム商業銀行のアピパン共同頭取(右から2人目)と、ゴジェックの国際事業部門トップのアンドリュー・リー氏(同3人目)ら=11日、バンコク(NNA撮影)

ゴジェックへの出資と業務提携を発表した、サイアム商業銀行のアピパン共同頭取(右から2人目)と、ゴジェックの国際事業部門トップのアンドリュー・リー氏(同3人目)ら=11日、バンコク(NNA撮影)

ゴジェックは、今年2月末から正式にタイで、バイクの配車やフードデリバリーサービスなどを「ゲット」ブランドで展開している。今回の提携を通じてサイアム商銀は、ゲットのバイク運転手や飲食店、エンドユーザーに対してサイアム商銀のデジタルサービスを提供する。電子決済サービスにおいて、ゲットの「ゲットペイ」とサイアム商銀の「SCBイージー」を連動させて、支払いができるようにするほか、ゲットペイとサイアム商銀の口座間の送金サービス、運転手向けの保険の提供などをするという。

サイアム商銀のアピパン共同頭取は「ゲットのドライバーを支援することなどを通じて、タイのデジタルライフのエコシステムを発展させたい。われわれの協業の目標の1つは、『シームレスな決済体験』を提供することだ」とコメントした。

ゲットのピンヤ最高経営責任者(CEO)によると、ゲットのアプリダウンロード数は、3月末時点から3.3倍に増えて100万件を超えたという。現在のサービス提供エリアはバンコクだけだが、年内に他地域へ広げる方針。

サイアム商銀は3月末の時価総額が4,490億バーツ(約1兆5,900億円)。資産額は3兆2,000億バーツでタイの商銀で最大。

タイの商銀による配車アプリへの投資では、資産総額2位のカシコン銀行が昨年11月、シンガポールの配車サービス大手グラブに5,000万米ドル(約54億円)を出資。グラブのタイ法人グラブ・タイランドは今月8日、下半期(7~12月)に電子決済サービス「グラブペイ・バイ・Kバンク」を開始することを明らかにした。

またカシコン銀は、無料通信・通話アプリ大手のLINE(ライン)グループともオンラインバンキング事業で提携。LINEは、タクシーの配車や宅配サービスを提供するアプリ「ラインマン」を展開している。


関連国・地域: タイインドネシア
関連業種: 自動車・二輪車金融運輸IT・通信サービスマクロ・統計・その他経済

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