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利豊CEO、「米中貿易摩擦に大きな商機」

香港地場商社最大手の利豊(リー&フォン)の馮裕鈞(スペンサー・フォン)最高経営責任者(CEO)はこのほど、長期化する米中貿易摩擦について「世界中に生産ネットワークを構築しているわれわれにとっては過去20年で最大のチャンスになる」との認識を示した。取引先の米企業の間では中国本土からの仕入れを見直す動きが加速しているものの、「自社への引き合いに影響するとの懸念はない」と強調した。18日付香港経済日報などが伝えた。

馮CEOによると、米企業の間では数年前から本土からの仕入れを減らす動きが広がっていた。同社が仕入れた商品に本土が占める割合は2017年が53%、18年が51%と減少傾向にあり、「今後数年はこうした状況が続く」との見通した。

同社は世界50カ国・地域以上での生産ネットワークと長年のサプライチェーン管理ノウハウという強みを生かすことで、顧客企業の仕入れ先の多様化と生産拠点の本土から東南アジアへの移転をそれぞれ支援することができると強調した。ただ本土が今後も世界の工場として重要な地位を保つと付け加えた。

今年は17年に着手した経営体制見直しの最終年度で、事業の発展、簡略化、事業構造の分散に重点を置く方針。今後重点的に力を入れる分野には調達、物流、テクノロジーの発展を掲げた。

物流部門の分離上場計画については「手続きは終えた。あとはタイミングを待ちたい」と述べた。


関連国・地域: 中国香港米国
関連業種: その他製造サービスマクロ・統計・その他経済

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