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横河電が域内でERP事業、3年で17億円目標

横河電機は13日、7月から東南アジアで基幹業務システム(ERP)ソリューション事業を開始すると発表した。域内で人件費など事業コストの増加に伴い、業務効率化や生産性向上を支援するサービスの需要が拡大していることが背景にある。シンガポールとタイを拠点に、まず日系製造業を中心に市場を開拓。3年目で売上高1,600万米ドル(約17億円)を目指す。

シンガポールの東部ベドックにある東南アジア統括会社ヨコガワ・エンジニアリング・アジア内に、ERPソリューション事業部門を設ける。人員は約10人で、1人は同社のタイ子会社に常駐する。横河電機がERP関連の事業拠点を海外に設置するのは初という。

ERPソリューション事業部では、◇横河電機の「eServ」◇米マイクロソフトの「Dynamics365」◇東洋ビジネスエンジニアリングの「mcframe」◇フレクシェ(東京都品川区)の「FLEXSCHE」――の4種類のERP製品の、コンサルティングとエンジニアリングサービスを提供する。

横河電機は過去10年以上にわたり、日本の顧客280社余りにERPソリューションを提供。海外では、日系企業の要望に出張ベースで対応してきた。同社によると、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域には、日本の上場企業の製造拠点だけでも約2,500カ所が存在する。

同社の広報担当者フィリップ・ルイス氏はNNAの取材に対し、「日本の製造業にとって東南アジアは人件費の安さが魅力だったが、近年は人件費が上昇し事業コストが増加している。これに伴い、製造各社は業務効率化によるコスト削減を迫られている」と説明。域内の既存顧客からERPソリューションへの引き合いが増えたことから、シンガポールとタイに事業部を設置することを決めたという。


関連国・地域: シンガポール日本
関連業種: 電機IT・通信

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