ヤクルト本社は14日、中国事業を統括する現地法人、養楽多(中国)投資(中国ヤクルト)の製造子会社である無錫養楽多乳品(無錫ヤクルト)の第2工場棟が来月1日に稼働すると発表した。乳酸菌飲料「ヤクルト」を生産する。同社の中国での製造拠点としては6拠点目。
当面の生産能力は1日当たり160万本で、第1工場棟と合わせると380万本となる。第2工場棟の生産能力は最終的に240万本まで引き上げる計画。
ヤクルト本社は同日、甘粛省蘭州市、江蘇省南通市、浙江省紹興市にそれぞれ支店を設立したと発表した。蘭州支店は甘粛省に設ける初めての支店となる。3支店はいずれも来月1日からスーパーマーケットなどで店頭販売を開始する。2019年の販売計画は蘭州支店が1日当たり7,000本、南通支店が4万6,000本、紹興支店が4万5,000本となる。これら3支店を合わせた同社の中国での販売拠点は46カ所に上る。
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