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テイクオフ:「ノートルダムのお見舞…

「ノートルダムのお見舞いに来て」。パリの友人からメールが届いた。大規模火災が起きた寺院があるシテ島の隣のサン・ルイ島に暮らしている。寺院の鐘の音で目覚めるという至近な立地だけに「景色が違う」と深く悲しんでいた。

遺産や文化財の扱い方は国によって異なる。先代の足跡を継ぐ象徴として保護する国もあれば、諸行無常の極みのような、遺構が空き地で荒廃したままの国もある。民意の成熟、未熟というのではなく、過去が訓戒も含めて今を豊かにするか、に価値があると思う。

マレーシアでは、ユネスコの無形文化遺産として伝統料理の登録を目指す動きがある。食の西洋化を危惧し、風土に根差した舌の記憶を後世に伝える取り組みだ。ノートルダムは鐘の音が耳に残り、ささやかな1日を刻む。野ざらしの遺構でさえ、土塀の涼が市民に安らぎを届けていた。(丑)


関連国・地域: マレーシア
関連業種: 社会・事件

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