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深セン前海での企業登記、香港で可能に

深セン市市場監督管理委員会は香港の銀行と組んで、前海・蛇口自由貿易区で投資する香港人が企業登記を香港内で済ませられる新たな行政サービスを始める。広東省、香港、マカオの経済協力を強化する構想「粤港澳大湾区」の発展計画の下で、香港との連携を深める。11日付大公報などが伝えた。

同サービスは「深港通註冊易」と命名。香港の銀行で申請書類などを提出すれば、銀行が予備審査を行い、中国本土側の関連行が前海エリアで企業登録の申請を処理する流れとなる。資料の不足や表記ミスなどで、投資家が香港と深センを何度も往復する手間を省ける。申請から企業登録に要する期間は5日に短縮され、仲介会社に頼む必要がなくなることから、申請コストも削減できる。

まずは香港と緊密な協力関係にある前海エリアから先行的にこのサービスを導入し、最終的には適用エリアを深セン市全域に拡大する方針だ。申請フローや手続きの簡素化も一層進める。

当初の指定行は、中銀香港、創興銀行、招商永隆銀行、中国工商銀行アジア(工銀アジア、ICBCアジア)の4行。中銀香港は香港島セントラル(中環)の本店でのみ対応し、創興銀行はセントラルの本店と湾仔の1支店で受け付ける。招商永隆銀行も、セントラルの本店と九龍・旺角の1支店の2カ所を窓口とする。

中銀香港は、資料を送るための速達料金のみを徴収し、創興銀行は当面、サービス料金を徴収しない。


関連国・地域: 中国香港
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済

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