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三井住友海上、ティラワの災害リスクセミナー

三井住友海上火災保険ヤンゴン駐在員事務所は19日、ミャンマー最大都市ヤンゴンで自然災害リスクと対策をテーマにしたセミナーを開いた。同社の調査では、日系企業が多く進出するヤンゴン郊外のティラワ経済特区(SEZ)が、2008年に甚大な被害を出したサイクロン・ナルギスと同規模の高潮が発生しても浸水しない設計であることが明らかになった。

MS&ADインシュランスグループのインターリスク総研のタイ法人である、インターリスクアジア(タイランド)の佐藤公紀マネジャーは、ミャンマーで最大の自然災害リスクは台風と高潮が同時に発生する事態だと説明。都市部全域において、「排水システムが不十分であることにより、処理能力を超える雨水が側溝などからあふれて建物や工場、道路が浸水する内水氾濫が起きる可能性が高い」と述べた。

ティラワの自然災害リスクをテーマに開かれた三井住友海上のセミナー=19日、ヤンゴン(NNA)

ティラワの自然災害リスクをテーマに開かれた三井住友海上のセミナー=19日、ヤンゴン(NNA)

佐藤氏によると、現在、ティラワSEZがある地域ではナルギス発生時に一部が浸水したが、SEZ整備に合わせ、浸水時の標高よりも高い地盤を造成することで高潮による被害を防ぐ設計となっている。同社が行った洪水シミュレーションでは、50年間で1度の大洪水が発生した想定でも浸水は構内道路にとどまり、販売用地は被害を受けなかった。

一方、個別の工場、倉庫ではこれまでにも、雨漏りや浸水による製品の水濡れ被害などが発生。佐藤氏は、排水溝の清掃や点検、製品の保管方法の検討などの備えを重視することが必要だと指摘した。


関連国・地域: ミャンマー日本
関連業種: 金融社会・事件

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