2018年に米国の看護師国家試験を受けたフィリピン人看護師は1万人を超え、過去9年間で最多となった。ベルティス下院議員が明らかにしたもので、地元紙マニラスタンダードが伝えた。
正看護師と准看護師を対象に、米看護審議会が主催する国家試験NCLEXを初めて受験したフィリピン人は、前年比32%増の1万302人だった。インド人が1,232人、プエルトリコ人が1,017人、韓国人が783人、ナイジェリア人が601人だった。
ベルティス氏によれば、米国においてフィリピン人看護師の需要は年々高まっている。1995年以降、計18万7,103人のフィリピン人がNCLEXを受験。カリフォルニア州では、看護師のうち20%をフィリピン人が占めているという。
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