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JAいわて中央、HCM市でリンゴの販促

JAいわて中央は20日、ベトナムのホーチミン市内で県産のリンゴ販売イベントを開催した。高級スーパーマーケットでの試食の機会を積極的に提供するなど認知度向上を目指し、まずは国内で2トンの販売を目指す。

JAいわて中央は、ベトナムで県産リンゴの販売促進イベントを開催した=20日、ホーチミン市

JAいわて中央は、ベトナムで県産リンゴの販売促進イベントを開催した=20日、ホーチミン市

JAいわて中央がホーチミン市でリンゴの販売を開始して、2019年で3年目。展開しているのは「金星」や「シナノゴールド」「シナノスイート」など5種類。市内では地場の高級スーパー「アンナン・グルメマーケット」で販売している。価格は「金星」が100グラムあたり3万3,500ドン(1.4米ドル、約158円)、その他が3万2,000ドンでの販売となる。

日本のリンゴの産地としては青森県が最大で、岩手県の生産量は青森の10分の1ほどとなる。このため、ベトナム向けの輸出についても量より質を重視する方針。例えば、ベトナム向けに輸出する日本産のリンゴは、個別に袋をかぶせて栽培する必要がある。JAいわて中央の横澤勤部長によると、岩手県では袋をかぶせて栽培しても日光がなるべく届くようにし、果汁が多く味もよくなるように設計されている。

他国産に比べて価格が高い日本産のリンゴだが、消費者の購買力が高まっていることや外国産品に関する知識が増えていることで、アンナンは今後の販売に手応えを感じているという。「以前は、国内で上位の中間所得層に当たる海外からの駐在員が主な顧客だったが、現在はベトナム人でも1回100万ドンほどの買い物をするようになった」(アンナンの販売&マーケティングマネジャー、フン・ダン・チャム氏)。アンナンでは、今年に岩手県産のリンゴ2トンを販売し、次の2年間でこれを3倍にする目標だ。

イベントには、「岩手まるごとおもてなし隊」が参加し、県のリンゴをアピールした=20日、ホーチミン市

イベントには、「岩手まるごとおもてなし隊」が参加し、県のリンゴをアピールした=20日、ホーチミン市

日本やシンガポール、オーストラリア、カナダなど6カ国では、昨年末に環太平洋連携協定(CPTPP、TPP11)が発効。ベトナムでも今年1月14日に発効した。JAいわて中央はベトナムに続き、近くカナダでも販売を開始する計画。横澤部長は「岩手の農産品が海外でも受け入れられることを、県内の若い農家に知ってもらいたい」と意気込む。今後、ベトナムでも販路の拡大やイベントの開催などを検討していく。


関連国・地域: ベトナム日本
関連業種: 農林・水産

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