週末のジャカルタでは、大通りを駆ける自転車の姿を多く見かける。買い物用ママチャリでなく、サイクリング専用のロードバイクだ。しかもみんなヘルメット、サイクルウエア、アイウエアでばっちりキメ、何台も列を連ねて走っている。カーフリーデーでもあり、健康を意識する人がロードサイクルを始めたのだろう。週を追うごとにその人数が増えているような気がする。
バイクや自動車がビュンビュン走る横で自転車をこぐのは心落ち着くものではない。何より排ガスにまみれながら走るのは、本当に健康を意識しているのか、と見てしまう。ただ普段動くことが少ないジャカルタで、週末だけでも自転車で運動ができるのは、いい傾向ではないか。
自転車が走るその横の歩道を汗だくになって歩いている身としては、自転車のほうが涼しそう、という感想しか出てこなかったが。(角)
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