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テイクオフ:「一足飛び」を数年前か…

「一足飛び」を数年前からよく使うようになった。当時はインドにいて、現地の日本人記者や駐在員との情報交換で口にし、耳にした。「通常の順序を踏まずに飛び越えて進むこと」を日々目の当たりにし、その跳躍力はネット環境とスマホの普及によるものだった。

マレーシアでは新政権下での環境保護や公共義務の一足飛びが目立つ。プラ製ストローの使用が19年から首都圏で禁止され、飲食店は来年より原則禁煙となる見通しだ。日本が目下急務とするレジ袋の有料化や受動喫煙への対策にあっという間にたどり着いた印象だ。

世銀は16年に「開発途上国」「先進国」のカテゴリーを削除した。所得での区分としたが、世界の分類が従来の発展過程では計りづらくなっている。一国の公共インフラとネット社会・エコ社会の乖離(かいり)指数といった一足飛びの数値化が求められるのかもしれない。(丑)


関連国・地域: マレーシアインド
関連業種: IT・通信電力・ガス・水道社会・事件

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