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豪の住宅価格、2年は軟調続く=専門家予想

オーストラリアの住宅価格は、金融機関による融資基準の引き締めを背景に、今後最大2年間は軟調を維持する見通しだと、住宅開発や住宅ローンの専門家らが予想している。オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。

住宅開発最大手ストックランドのステイナート社長は、金融大手シティグループが先に開催した投資家年次会議に出席し、国内の住宅価格は5年間の住宅ブームを経て、現在「正常」な状態に戻りつつあるとした上で、低成長を維持した状態が、連邦議会総選挙後の来年末以降まで続くとの見方を示した。

ステイナート社長は、オーストラリア金融監督庁(APRA)やオーストラリア連邦準備銀(RBA)の働きにより、銀行が融資基準を引き締めていると指摘。融資希望者にとっては融資基準がより明確に示されることが望ましいが、銀行がこの状況を早急に打開するのは難しいとの見方を示している。

シティバンクの住宅ローンリスク部門のヴィーチ部長は、融資を受けられる家計支出額の水準が依然として明確でなく、銀行も融資決定において手探りの状態にあると分析し、「銀行がより明確な基準を示すには12~24カ月はかかる」と述べ、融資基準をめぐり混乱した状態がしばらく続くと予想した。

さらに、米系不動産仲介大手CBRE住宅部門のブラウン会長は、過去2カ月間で住宅購入に関する問い合わせが大幅に減少していると指摘し、住宅を購入したいと考えている人の数は減っていないが、購入への信頼感は低下しているとして、「トンネルを抜け明るい兆しが見えてくるのは、来年の今頃だろう」と述べた。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 金融建設・不動産マクロ・統計・その他経済

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