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《日系進出》PE発泡体の三和化工、開業式

三和化工ベトナム開業式のテープカットの様子。左から明和産業の大友伸彦社長、三和化工の吉田社長、大和ハウス工業の浦川竜哉常務執行役員、三和化工ベトナムの浦井俊幸社長=17日、ドンナイ省

三和化工ベトナム開業式のテープカットの様子。左から明和産業の大友伸彦社長、三和化工の吉田社長、大和ハウス工業の浦川竜哉常務執行役員、三和化工ベトナムの浦井俊幸社長=17日、ドンナイ省

三和化工(京都市)の現地法人三和化工ベトナムは17日、ベトナム南部ドンナイ省に新設した工場の開業式を開催した。当地でポリエチレン(PE)発泡体と合成ゴムスポンジを生産する。空調などの精密機器が伸びる東南アジアの日系メーカーを中心に需要を取り込む。

三和化工ベトナムは2017年9月に同省のロンドゥック工業団地内に設立。化学品商社の明和産業(東京都千代田区)との合弁で、資本金は150万米ドル(約1億6,800万円)。三和化工が85%、明和産業が15%出資した。建屋は8月に完成し、このほど開所に至った。

三和化工の吉田典生社長は「海外としては中国に技術供与する合弁会社以来、33年のぶりの進出」と、当地にかける意気込みを語った。チャイナ・プラスワンの視察で16年にベトナムを訪れ、準備を進めてきたという。「当面は日本向けに輸出するが、ベトナム国内への営業を開始し、市場を開拓していきたい」。

工場は1万平方メートルの土地に建設され、一部2階建ての延べ床面積6,654平方メートル。人員は15人ほどからスタートし、50人規模への増員を見込んでいる。工場設備としては、プレス機や押出成形機、スライサーなどを導入した。

南部ドンナイ省のロンドゥック工業団地内に完成した工場。ベトナム国内のほか、東南アジアの需要に対応する

南部ドンナイ省のロンドゥック工業団地内に完成した工場。ベトナム国内のほか、東南アジアの需要に対応する

三和化工は1965年にPE発泡体の専業メーカーとして創業。建築用シール材や緩衝材などに使用されるPE発泡体の生産に加え、自動車やエアコンなどのシール材に使用する合成ゴムの発泡体も生産する。将来的にはベトナム国内のほか、現在、日本から輸出しているタイやマレーシア、シンガポールなどへの輸出にも対応していく。


関連国・地域: ベトナム日本
関連業種: その他製造

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