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今年の輸出見通し、半減の3%成長に修正

香港貿易発展局(HKTDC)は18日、今年通年の輸出額の伸び率をこれまでの前年比6%から3%へ下方修正したと明らかにした。米中貿易摩擦がもたらす不透明要素が増えたとの見方が背景にある。

HKTDCのリサーチ部門責任者、関家明(ニコラス・クワン)氏は、「貿易摩擦による香港への直接的な影響が徐々に出始めている」と指摘。向こう数カ月の輸出額がゼロ成長、もしくはマイナス成長になる可能性にも言及した。直近3カ月でメーカーの貿易に対するマインドが大きく変化する中、米国が17日に対中関税第3弾を発動すると発表したことで、来年の情勢はさらに悪化するとの予測も示した。

HKTDCによる2018年第3四半期(7~9月)の輸出指数調査で、米中貿易摩擦の影響について尋ねたところ、回答企業の36.1%が自社の輸出事業に既にマイナスの影響が出ていると回答。前四半期の21.3%から14.8ポイント拡大した。既にマイナスの影響があると答えた企業のうち、53%が受注減少に直面していた。追加関税措置によって発生するコストの負担を挙げた企業は25%に上った。受注の取り消し、値下げ要求にあった企業はそれぞれ18%。東南アジアなど中国本土以外の地域で購買に当たったとの回答も13%あった。

短期的にどのような影響を受けるかについては、「相当なマイナスの影響」との回答は14.7%と、前四半期(7%)から2倍になった。「軽微なマイナスの影響」は29.8%だった。一方、「影響はない」と回答した企業は51.7%に上った。

1~7月の輸出額は前年同期比9.4%増の2兆3,225億6,700万HKドル(約33兆1,600億円)となっている。


関連国・地域: 中国香港米国
関連業種: マクロ・統計・その他経済

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