ダイヤモンドやCBN(立方晶窒化ホウ素)の焼結体を使った切削工具などを生産する旭ダイヤモンド工業(東京都千代田区)は13日、インドの販売代理店を完全子会社化すると発表した。市場拡大が見込まれるインドでの販売をさらに押し上げるため、グループ傘下に組み込む。
代理店の名称はソルウェイ・インターナショナルで、2007年の設立。創業以来、旭ダイヤモンドのダイヤモンド工具とCBN工具の販売に携わり、順調に売上高を伸ばしているほか、販売先からも高い評価と信頼を得ているという。ソルウェイの資本金や、買収額は非公開。来年4月1日までに子会社化を完了する予定。
ソルウェイの17年度(16年4月~17年3月)の売上高は、日本円換算で前年度比36%増の3億3,400万円だった。純利益は42%増の4,300万円。17年3月末時点の純資産は6,700万円となっている。
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