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スー・チー政権2年半、期待外れと欧米機関

ミャンマーの国民民主連盟(NLD)による政権が発足して2年半の折り返し地点を迎えるにあたり、シンクタンクの国際危機グループ(ICG、本部ブリュッセル)は28日付の最新報告書で、期待外れの状況だと苦言を呈した。国際的な非難を受ける西部ラカイン州のイスラム教徒少数民族ロヒンギャの迫害問題の解決に向けた目に見える進展と、人道的な道義に基づく姿勢を持つことが最優先課題になると指摘している。