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難民帰還の最優先を強調=スー・チー氏講演

ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相は、西部ラカイン州のイスラム教徒少数民族ロヒンギャの武装勢力と国軍の衝突が発生してから間もなく1年となる21日、訪問中のシンガポールで講演した。「人道的な危機を招いたテロ活動の脅威は今もなおラカイン州に残っている」と述べ、衝突後にバングラデシュに逃れたロヒンギャ難民の帰還を国政の最優先に環境整備などに取り組む姿勢を対外的に発信した。