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豪経済、20年末まで高成長を維持=RBA

オーストラリア連邦準備銀行(RBA)はこのほど発表した四半期ごとの経済予測の中で、オーストラリアの急速な経済成長が少なくとも2020年末までは継続するとの見通しを明らかにした。輸出の急増とオフィスビルなどの大規模インフラの建設の伸びが貢献する見込み。オーストラリアンが伝えた。

RBAの予測によると、オーストラリアの国内総生産(GDP)は2018年、19年とも3%を上回る見通しで、失業率は今後2年以内に5%まで低下する見込み。今年5月の失業率は5.4%だった。

RBAは、大規模な2つの液化天然ガス(LNG)プロジェクトが完成したことで、今後も資源業界が輸出と国民所得を押し上げるとみている。アジアの電力会社の需要に支えられ、石炭価格もさらに上昇する見込みという。

連邦政府と各州政府による公共インフラへの投資も、過去3年間でGDPの1.5%から2%に増加している。

RBAの予測の中で最も見通しが不透明なのは個人消費だ。これは賃金上昇率が伸び悩んでいるのが背景。今年3月までの1年間の個人所得の伸びは2.8%で、過去20年間の平均である約6%を大きく下回っている。

■資源輸出増加の見通し

一方、RBAによると、過去2年間の世界経済の回復を受け、銅や亜鉛、ニッケル、アルミニウムなどの需要が伸び、価格も上昇している。電気自動車(EV)のバッテリーなどの部品に使用されるリチウムの需要も伸びていることから、オーストラリアの資源会社にとっては輸出増が見込まれる。

鉄鉱石や原料炭については、中国の粗鋼生産量がここ数四半期、増加を示していることから、短期的には大きな伸びが期待できると予測している。


関連国・地域: 中国オーストラリア
関連業種: 天然資源マクロ・統計・その他経済雇用・労務

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