• 印刷する

日本の豪観光市場割合横ばい、目標届かず

昨年度に日本人を対象としたオーストラリア観光市場の規模が、全体の約1.7%と2009年比で横ばいとなり、2020年までに政府が掲げる大幅拡大目標を下回っていることが、ニューサウスウェールズ州のロードサービス会社NRMAの調べで分かった。一方、対中国の同市場成長率は年20%増と好調だが、大半の訪問先はシドニーとメルボルンのみとなっているという。NRMAは地方への観光客誘致で全体の底上げが必要だとしている。8日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー(AFR)が伝えた。

中国人向けのオーストラリア観光市場規模は全体の約9.5%だが、中国人の海外旅行客全体のうち、オーストラリアを訪問する観光客は1%に過ぎないという。

オーストラリア観光業界は、2020年までに海外観光客の市場規模を634億豪ドル(約5兆2,453億円)規模に拡大する方針。現時点では、目標の40%の規模しか達成できていないという。NRMAは、現状を打破するために、大都市だけでなく地方への観光誘致が鍵だとしている。

■デジタル標識が肝要

NRMAのランド最高経営責任者(CEO)は、地方部への外国人観光客を増やすためには、2030年までに、車に搭載の機器と通信可能なデジタル標識の導入や道路のスマート化を行うべきと主張している。このほか、シャワーや充電施設、Wi―Fi(ワイファイ)網を設置した全国的な道路休憩所や、宿泊施設や遊歩道、ボート停泊所などを含む地方のインフラ向上、複雑な区画規制などの政策面での規制緩和の必要性を訴えた。


関連国・地域: 中国オーストラリア日本欧州
関連業種: IT・通信観光マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

テイクオフ:オーストラリアの12月…(12/12)

テラドローン、豪州企買収 資源対象の事業拡大へ(12/12)

三菱商事、WA州石油探鉱権益2カ所を売却(12/12)

NSW港湾の契約は違法、差止めを=競争委(12/12)

豪11月企業景況感下落、信頼感は下落続くか(12/12)

ワヤラ製鋼所再開、再生エネ活用へ(12/12)

ピーク時用ガス発電所、電池利用で閉鎖も(12/12)

豪航空各社、機内手荷物の重量確認を強化(12/12)

豪株式指数が2年来の安値、米中の緊張で(12/12)

〔政治スポットライト〕豪与党、イスラエル大使館移転を正式決定か(12/12)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社エヌ・エヌ・エーは一切の責任を負いません。

NNAからのご案内

出版物

SNSアカウント

各種ログイン