大統領への満足度、現政権で最低に下落

フィリピン国民のドゥテルテ大統領に対する満足度が、2016年6月の政権発足以来で最低に落ち込んだ。民間調査会社ソーシャル・ウェザー・ステーション(SWS)が発表した18年第2四半期(4~6月)の支持率調査によると、満足度指数は前期を11ポイント下回る45となり、「非常に良い」から「良い」に低下した。

調査は6月27~30日に全国の成人1,200人を対象に対面形式で実施した。大統領に「満足」と答えたのは65%、「不満」は20%だった。満足度指数は満足から不満足の回答率を引いた値で、70以上が「素晴らしい」、50~69が「非常に良い」、30~49が「良い」に分類される。

今回の調査でドゥテルテ大統領に「満足」と答えた人の割合は前期から5ポイント低下した一方で、「不満」は6ポイント上昇。同大統領への満足度指数は、政権発足後の16年第3四半期(7~9月)から四半期ごとの調査で、これまで最低だった17年第3四半期の48を3ポイント下回った。

地域別の満足度指数は、ミンダナオ地方が76、ビサヤ地方が47で、前期から6ポイント、18ポイントそれぞれ下がった。マニラ首都圏は前回から20ポイント下落の34、首都圏を除くルソン地方は33と、6ポイント低下した。

階層別では、中間所得層以上に当たるABC層が66(前期は63)、貧困層に当たるD層が43(同57)、最貧困層のE層が52(同48)。前期は横ばいだったD層の大幅な低下が目立った。年齢層別では18~24歳が50(同48)と最も高く、唯一の上昇を記録。前期に最高の満足度指数を示した25~34歳は26ポイント低下の43だった。

11日付スターは、ドゥテルテ大統領が今回の結果について、「全く気にしておらず、関心外」とコメントしたと報じた。


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