• 印刷する

自動車リコール、上半期は計486万台

中国国家市場監督管理総局(市場監管総局)によると、今年上半期(1~6月)に実施された自動車のリコール(回収・無償修理)は109回、対象車は計486万台だった。2004年に自動車のリコール制度が開始されて以降の累計は1,657回、6,160万台となった。

上半期に実施されたリコールの不具合箇所で最も多かったのはエアバッグ・シートベルトで、全体の3割近くを占める135万台(36回)に上った。以下はブレーキ系統が134万台(7回)、エンジンが120万台(19回)で続いた。

中国では消費者の権利意識の高まりに加え、リコール関連の法整備が進んだことや政府による企業への圧力が強まっていることなどを背景に、リコールの届出が年々増加している。市場監管総局の調査が企業のリコールにつながったケースは、上半期は全体の27%に当たる131万台(29回)に上った。

この数字は例年に比べると少ないが、同局は「生産者がリコールの法定義務を履行する上での自主性と自覚が強まってきた」と指摘。消費者のクレームを受けて市場監管総局が調査を行い、メーカーのリコールにつなげた上半期の成功例としては、ホンダによるスポーツタイプ多目的車(SUV)「CR―V」のリコールを挙げた。

■自動車以外は12倍に

上半期に実施された自動車以外の消費財リコールは352回、3,625万点で、前年同期に比べ回数は40%増、点数は12倍に膨らんだ。

内訳は◇食品:53回、2,351万点◇その他交通運輸設備:31回、403万点◇電子・電気製品:73回、368万点◇家庭用日用品:13回、309万点◇文化・教育・スポーツ用品:20回、101万点◇児童用品:123回、84万点◇その他消費財:39回、7万7,000点——。

全体の85%に当たる3,065万点(304回)は当局の調査がリコールにつながっており、業者が自発的にリコールに取り組む姿勢は自動車に比べまだ弱いと言える。リコール制度が開始された16年以降、自動車以外の消費財のリコールは累計で1,080回、6,946万点に達した。

上半期に市場監管総局が消費者から受けた欠陥製品へのクレームは、前年同期比104%増の2万888件だった。


関連国・地域: 中国-全国日本
関連業種: 自動車・二輪車電機食品・飲料その他製造運輸IT・通信マクロ・統計・その他経済社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

フェルダ、中国先物取引を支援 パーム油で大連商品交易所と覚書(11/16)

テイクオフ:ほろ酔いで深夜の繁華街…(11/16)

高速鉄道を広州市街に延伸へ 市が計画案、利便性向上(11/16)

省別GDPで2桁成長ゼロに 1~9月、西部がトップ3(11/16)

小型車減税の復活、発改委が否定(11/16)

合晶が上海工場移転へ、現地政府の要請受け(11/16)

3カ国の大手銀、イノベーション拠点を開設(11/16)

香港の「中国化」に懸念、米諮問機関(11/16)

海外からの対中投資、1~10月は3.3%増(11/16)

〔政治スポットライト〕豪首相、サミットで外交問題打開目指す(11/16)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社エヌ・エヌ・エーは一切の責任を負いません。

NNAからのご案内

出版物

各種ログイン