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ヒノキヤ、HCM市で住宅開発

注文住宅や断熱材事業などのヒノキヤグループ(東京都千代田区)は、建設や病院・幼稚園運営などへの投資を手掛ける地場テクニカル・ワールド・グループ(TWG)と組んでベトナムで住宅開発に乗り出す。第1弾としてホーチミン市南部ビンチャイン郡で低層住宅約50戸を開発する。

ヒノキヤとTWGは来年春ごろにビラとタウンハウスの建設を開始し、来年中をめどに完成させる。販売価格は最終決定していないが、中間層から富裕層にかけてのベトナム人をターゲットに据える。敷地内には日本風の緑地スペースも設置する。

またヒノキヤグループが開発した断熱材を生かした空調システム「Z空調(ゼックウチョウ)」といった技術も取り入れる方針だ。ヒノキヤとTWGは22日、ホーチミン市内で戦略的パートナシップの署名式を開催した。

ヒノキヤグループの近藤社長(左)とTWGのミン社長は戦略的パートナシップを締結した=22日、ホーチミン市

ヒノキヤグループの近藤社長(左)とTWGのミン社長は戦略的パートナシップを締結した=22日、ホーチミン市

ヒノキヤは2015年にハノイにヒノキヤベトナム社を設立し、注文住宅の顧客向け資料を作成している。また北部ハイフォン市ではプレキャストコンクリート(PC)パネル工場の建設を予定しており、年内の稼働を目指している。今回の低層住宅には使わないが、今後はPCパネル工法による住宅開発を検討する。

近藤昭社長は、NNAに「ベトナムの住宅市場には日本とは全く違う勢いがある」と評価し、第2弾以降のプロジェクトにも意欲を示した。同社の中期経営計画では22年12月期までにM&A(合併・買収)や新規事業、ベトナムを中心とする海外事業で売上高を250億円上乗せすることを目指している。

TWGは06年設立。事業領域はヒノキヤと重なる。レー・カオ・ミン社長は署名式で、「不動産だけでなくさまざまな分野でヒノキヤグループと協力していきたい」と提携の強化に期待を示した。


関連国・地域: ベトナム日本
関連業種: 建設・不動産

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