保険料の二重払い回避、日比社保協定が発効

日本の外務省は25日、社会保険料の二重払いや掛け捨ての問題を解消するための、日本・フィリピン社会保障協定が発効したと発表した。8月1日に効力が生じる。

「社会保障に関する日本国とフィリピン共和国との間の協定(日・フィリピン社会保障協定)」の効力発生のための外交上の公文の交換がマニラで行われた。

社会保障協定の発効前は、日本からフィリピンに駐在員を派遣する場合、またはフィリピンから日本へ駐在員を派遣する場合に、日本・フィリピン双方の年金制度に加入することが義務付けられていた。今後は、派遣期間が5年以内の駐在員などは原則として派遣元国の年金制度にのみ加入することとし、保険料の二重負担を回避する。

また、年金を受給する要件として、それぞれ年金制度に一定期間加入しなければならないところ、今後は両国での保険期間を通算して年金の受給権を取得できる。

外務省によると、フィリピンに滞在する日本人(永住者を除く)は2016年10月時点で1万1,770人。うち6,253人が民間企業関係者という。


関連国・地域: フィリピン日本
関連業種: 金融・保険社会・事件雇用・労務政治

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