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ホンダ、二輪車の生産能力10%増強へ

ホンダ・ベトナム(HVN)は、10月をめどに二輪車の生産能力を10%増強する予定だ。24日にハノイで開いた2017年度(17年4月~18年3月)の業績と18年度(18年4月~19年3月)の事業計画に関する記者報告会で、桑原俊雄社長が明らかにした。

2017年度の業績と18年度の事業計画について説明するHVNの桑原社長=24日、ハノイ

2017年度の業績と18年度の事業計画について説明するHVNの桑原社長=24日、ハノイ

北部ハナム省で操業する工場の生産能力を10%増強し、ベトナム国内の二輪車の年産能力を275万台に引き上げる。同工場は、北部ビンフック省の第1、第2工場に続き、3カ所目の二輪車工場として14年に稼働。現在、「SHモード」「エアブレード」「フューチャー」を生産しており、17年の生産実績は56万8,830台だった。

HVNの17年度の二輪車販売台数は前年比9%増の238万台で、過去最高を記録。ベトナム市場全体の販売台数(4.5%増の328万台)の伸びを上回り、市場シェア72.5%を確保した。内訳は、スクーターが前年比14.1%増の139万台と2桁の伸びを記録。カブは3%増の90万2,000台、ハンドクラッチ型は12.7%増の9万台だった。

17年度には、フルモデルチェンジしたハンドクラッチ型(スポーツバイク)「MSX125」やクルーザーモデル「レブル(Rebel)300」をはじめとする10モデルを投入。販売代理店と整備専門のサービス・部品センターをそれぞれ26カ所に新設し、販売代理店は769店、サービス・部品センターは73カ所に拡大した。ベトナム国内で生産する二輪車完成車(CBU)の輸出台数は13万1,000台、関連部品を含む輸出額は11%増の3億3,100万米ドル(約361億円)に達した。

18年度には、二輪車15モデルの投入を計画している。加えて、今月18日には大型バイクの専門店「ホンダ・モト」の1号店をホーチミン市にオープンし、タイや日本で生産する9モデルの販売を開始した。今後は、経済成長に伴い多様化するニーズに応えるため、ホンダ・モトの店舗網も拡大させていく計画。また、CBUの輸出台数は前年比11%増の14万6,000台を目指す。

■四輪販売、市場低迷も過去最高に

17年度の四輪車販売台数は前年比5.2%増の1万2,867台で、二輪車と同じく過去最高を記録。CBUの輸入を制限する政令116号(116/2017/ND―CP)の影響を受け、市場全体の販売台数は11%減の26万7,738台、このうち乗用車が19%減の15万834台と、前年実績を下回る中、HVNは好調を維持した。

フルモデルチェンジし、座席を5席から7席に増やしたスポーツタイプ多目的車(SUV)「CR―V」と小型ハッチバック「ジャズ(日本名:フィット)」の2モデルを新たに投入。17年1月に発売したセダン「シビック」10代目モデルの販売台数は1,301台で、シビックの14~16年の累計販売台数を上回った。また、セダン「アコード」とミニバン「オデッセイ」の販売も好調だった。17年度には、ディーラーを9カ所に新設し、計26カ所に拡大した。18年度もディーラー網の拡大とサービスの強化により、前年度以上の販売を目指す。

17年度にはCSR(企業の社会的責任)活動の一環として、洪水被災地に17億ドン(7万4,700米ドル)余りと発電機23台を寄付した。交通安全指導の対象者は前年比15%増の430万人余りに拡大。18年度には440万人超に増やす計画だ。


関連国・地域: ベトナム日本
関連業種: 自動車・二輪車

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