クウェートへのOFW派遣禁止を一部解除

フィリピン政府は13日、クウェートへのフィリピン人海外出稼ぎ労働者(OFW)の派遣の全面禁止を一部解除した。11日にクウェート政府と労働環境の改善に向けた覚書を締結したことを受けた措置で、熟練労働者など一部のOFWの派遣を再開する。地元紙スターなどが伝えた。

カエタノ外相とクウェートのハーリド外相が覚書に署名した。両国政府が倫理的な雇用システムを構築するほか、クウェートの雇用主に対し、家政婦(メイド)のパスポートや携帯電話を取り上げることを禁止し、メイドへの衣食住の保証、健康保険への加入などを義務付ける。

クウェートでは年初に、メイドとして働いていたフィリピン人女性の遺体が空き家の冷凍庫から発見されたことをきっかけに、OFWへの虐待や、虐待を苦にした自殺などが相次いで発覚。フィリピン政府は無料の航空券を手配し、OFWに帰国を促すなど、両国関係が悪化していた。


関連国・地域: フィリピン中東
関連業種: 雇用・労務政治

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