ALSOKがAED拡販、訓練で普及活動

ALSOKベトナムはAEDを使ったトレーニングを実施した=ドンナイ省(同社提供)

ALSOKベトナムはAEDを使ったトレーニングを実施した=ドンナイ省(同社提供)

綜合警備保障(ALSOK)の現地法人ALSOKベトナムが、AED(自動体外式除細動器)を拡販している。2015年に販売開始後、日系工業団地やオフィスビル、サービスアパートなどでこれまでに約170台を納入している。ALSOKは救命訓練を通じて普及を推進しており、20年までに1,000台の導入を目指す。

ALSOKベトナムはフィリップス製AEDを代理販売している。購入時にベトナム人向けに取り扱い説明や心肺蘇生法(CPR)トレーニングを実施するほか、定期的に交換品を納入する。利用時にはAED本体から英語の音声ガイドが流れる。

ALSOKはこのほど、双日などが出資するロンドゥック工業団地(南部ドンナイ省)で入居企業の日本人とベトナム人向けにCPRとAED使用方法のトレーニングを行った。ALSOKはロンドゥック工業団地にAEDを設置しており、多くの入居企業も自社敷地内に導入している。

訓練では周囲にいる人が心停止した場合の対応や、AEDを使った電気ショックによる蘇生方法を実際にトレーニング機器を使いながらALSOKが指導した。万が一の事態に備えてAEDを設置したというロンドゥック工業団地の鎌田雅彦社長は、「緊急時に落ち着いて行動できるよう今後も継続的にトレーニング機会を設けたい」と語った。ロンドゥックは日系工業団地として環境・安全面に力を入れている。

ALSOKは日本でもフィリップス製AEDを取り扱っており、11万台以上の販売実績がある。ベトナムでの購入費用は、導入時の一次救命講習やメンテナンスを含んだパッケージで1台2,800米ドル(約30万円)~。


関連国・地域: ベトナム日本
関連業種: 商業・サービス

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