タイの富豪ランク、ＣＰ一族が４年連続１位

米経済誌フォーブスが３日発表した2018年版のタイ長者番付で、大手財閥チャロン・ポカパン（ＣＰ）グループのタニン・ジラワノン会長と兄弟が４年連続で首位を維持した。資産額は前年比40％増の300億米ドル（約３兆3,000億円）だった。

２位は流通大手セントラル・グループのチラティワット家。資産額は39％増の212億米ドルとなり、前年の３位から２位に浮上した。栄養ドリンク剤「レッドブル（クラティンデーン）」製造会社の創業家チャルーム・ユーウィタヤー氏は68％増の210億米ドルで、４位から３位に上昇した。

大手財閥ＴＣＣグループを率いるジャルーン・シリワタナパクディ氏は13％増の174億米ドルで、２位から４位に順位を落とした。名税店キングパワー・グループのウィチャイ・シーワタナパラパ会長は11％増の52億米ドルで、前年に引き続き５位だった。