スマート農園の源鮮、英国に垂直農法の野菜工場

開催中の「桃園農業博覧会」で源鮮農業生物科技が公開している、高さ5メートルの垂直農法設備(同社提供)

開催中の「桃園農業博覧会」で源鮮農業生物科技が公開している、高さ5メートルの垂直農法設備(同社提供)

ITを駆使したスマート農園などを手掛ける源鮮農業生物科技(桃園市)は、英国に最新型の野菜工場を設ける。10日、英国国際貿易省のグラハム・スチュアート政務次官が桃園市の同社農園を訪問した際に発表した。

1,800万英ポンド(約27億円)を投じて、英北東部のヨークにある農業のイノベーション振興施設「ナショナル・アグリフード・イノベーション・キャンパス」に、高層建築物を活用して垂直的に野菜の栽培を行う「垂直農法」による野菜工場を設ける。

11日付中国時報によると、ヨークのほか西部のバースにも工場を設ける計画で、2019年には大量生産に入り、5年以内に1日の生産量20トンを目指す。

グラハム政務次官は「ハイテク技術を持った多くの台湾企業が英国で投資している。われわれは源鮮農業生技が一員に加わることを歓迎する」とあいさつ。源鮮農業生技の蔡文清董事長は、英国を進出先に選んだ理由について、「垂直農法の普及に努めている上、市場としても魅力的な条件を備えている」と述べた。記者発表には桃園市の鄭文燦市長も出席し、「新鮮で汚染されていない野菜を英国民に提供できる。将来は欧州の他の国へも市場が広がるだろう」と期待を寄せた。


関連国・地域: 台湾欧州
関連業種: 農林・水産金融・保険

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