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中国人観光客の増加、豪空港に恩恵

オーストラリア国内の各空港は今年も、中国人観光客の増加の恩恵を受けそうだ。インフラ・運輸・地域経済局(BITRE)の最新統計によると、今年1月までの1年間に国内の空港に到着した中国人の数は320万人で前年同期と比べて24.8%増加。昨年12月までの1年間の同28%増に続き、勢いを維持していることが示されている。9日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。

外国人の旅客の18%を占めるニュージーランド人の訪問者数は今年1月までの1年間で1%増にとどまっている。

中国人に次いで増加率が高かったのはタイからの訪問者で8%増。これに日本が7.3%増で続いた。インドネシアからの訪問者数は6.7%減少している。

BITREによれば、オーストラリアを訪れた国際線旅客は、2011年3月に減少を示して以降、7年連続で増加。今年1月は約388万人で、前年同月の380万人を上回っている。

航空会社別では、カンタス航空の国際旅客数が最大で、今年1月の市場シェア率は前年同月の16.2%から16.5%に上昇。一方で、傘下の格安航空会社(LCC)ジェットスターのシェアは9.1%から8.9%に低下している。格安航空ヴァージン・オーストラリアのシェアは5.6%から6%に上昇した。

国際観光客の増加を受け、米格付け会社S&Pは先月、シドニー空港の格付けを「BBB」から「BBB+」に上方修正している。

■豪経済に380億$効果

会計大手デロイト傘下のシンクタンク、デロイト・アクセス・エコノミクス(DAE)の調査によれば、シドニー空港を利用したアジア人の増加により、オーストラリアに380億豪ドル(約3兆1,201億円)規模の恩恵がもたらされたようだ。シドニー空港の委託でDAEが行なったもので、2039年にはシドニー空港の経済効果は526億豪ドルに上るという。


関連国・地域: 中国タイインドネシアオーストラリアニュージーランド日本
関連業種: 金融運輸観光マクロ・統計・その他経済

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