テイクオフ:「戦争の証人―1942…

「戦争の証人―1942年を記憶に留める」と銘打った特別展示が先週末で終了するのを前に、重い腰を上げて初めてシンガポール国立博物館を訪れた。

日本語のガイドツアーに参加し、展示内容を見て回る。良い社会勉強になるとの考えからか、親子連れの姿が目に付く。展示は第2次大戦中の旧日本軍によるシンガポール侵攻・占領がテーマ。当時の各種資料や、家族を失うなど辛酸をなめた生存者の体験談などが紹介されており、皆、興味深げに説明に聴き入っていた。

実は「侵略した側」として少々針のむしろに立たされる思いがするのを覚悟していたが、展示内容や生存者のメッセージからはあまり日本を非難する論調は感じられなかった。これが中国や韓国であれば、全く異なることは容易に想像が付く。過去は過去として、現在の日本に対する好意的な視線が反映されているのだろうか。(墺)


関連国・地域: シンガポール日本
関連業種: 社会・事件政治

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