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テイクオフ:外国人は日本の通勤電車…

外国人は日本の通勤電車のような混雑は敬遠すると聞くが、フィリピンには必ずしも当てはまらない。ジプニー(乗り合いバス)で、電車で、銀行で、マンションの管理室で──すし詰め状態というのがよくある。そして身体の一部が接触しても特に嫌な顔はされない。むしろどんどん詰める精神こそ、譲り合いより優先されているふしもある。

家の近くの交差点でも、毎朝ぎゅうぎゅうを体験する。みんな日差しを避けて木陰に収まろうとするからなのだが、最近枝切りされて木陰が縮小したせいで、木陰内人口密度が高まった。誰かが日傘をさしてくれると人影ができて多少は分散するのだが、やはりどうして、人の数に対して影の面積が足りない。

朝、中年男性が差す日傘の影にこそっと収まりながら、女性として日傘とは言わないまでもせめて日焼け止めくらい塗ってから出掛けるべきかとそんなことを思った。(あ)


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 社会・事件

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