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首都地下鉄に1千億円、円借款の第1弾契約

国際協力機構(JICA)は16日、マニラ市でフィリピン政府と、マニラ首都圏地下鉄計画(フェーズ1)への1,045億3,000万円を上限とする円借款貸付契約(L/A)を締結した。同国初の地下鉄として、首都圏北部のケソン市と南部のタギッグ市を結ぶ約25キロメートルに13駅を整備する、フェーズ1への第1期の円借款となる。事業費は約8,000億円と試算されており、日本政府は第1期を含め最大6,000億円の円借款を検討している。2025年9月の供用開始を目指す。