百貨店パークソン、KL都心の店舗を閉鎖

マレーシアの百貨店大手パークソン・ホールディングスは、国内外で店舗の整理を進めている。先月には、クアラルンプール(KL)やベトナム・ホーチミン市の店舗を閉鎖した。

8日付スターによると、KLで閉鎖したのは中心部ブキビンタンの商業施設「スンガイワン・プラザ」の店舗。2月26日に、約30年にわたって営業を続けてきた歴史に終止符を打った。

同店舗の売場面積は10万7,000平方フィート(9,941平方メートル)。パークソンの広報担当者は、閉鎖の理由として、同商業施設の中心顧客が従来の百貨店利用者とは異なる購買層になってきたと説明。「市場の状況変化に対応するとした当社戦略の一環。今後は利用増が見込める適切な出店先を模索していきたい」としている。

パークソンは1月、KL中心部の商業施設「マジュ・ジャンクション・モール」の店舗を突然に閉鎖。さらに2月には、ホーチミン市11区の「フレミントン・コマーシャルセンター店」の営業も停止するなど、今年に入って店舗構成の見直しを積極的に進めている。

一方でスンガイワン・プラザの将来性について、不動産コンサルタント業務を手掛けるヘンリー・ブッチャー・リテールのタン・ハイシン社長は、テナントの所有者が多数に及んでいることが今後の課題になると指摘。「商業物件としては現在でも最高の立地条件を誇っているが、所有者間の見解の相違などが市場環境に合わせた改装や構成見直しの障害になる可能性がある」との見方を示した。


関連国・地域: マレーシア
関連業種: 商業・サービス

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