日本のタイ向け食品輸出、昨年は18.8%増加

日本貿易振興機構(ジェトロ)バンコク事務所は5日、昨年の日本からタイへの農林水産物・食品輸出額が前年比18.8%増の391億円だったと発表した。「豚の皮」を筆頭に伸び、2年ぶりのプラス成長となった。

タイ向け農林水産物・食品輸出で最も多かったのは、靴やかばんなどに使用される「豚の皮」で、31.1%増の80億円。続いて、「かつお・まぐろ類」が69.2%増の66億円、「さば」が18.2%減の27億円だった。

ジェトロの担当者によると、中国での環境規制の強化を受け、革製品の生産拠点は中国からタイに移転する傾向にある。昨年は日本の豚の皮の輸出額108億円のうち、タイ向けが7割以上を占めた。このほか、「かつお・まぐろ類」は供給量が足りず、国際相場が高くなったことが輸出額の増加につながった。

国・地域別順位では、タイは昨年の6位から7位に下落。ベトナムが22.3%増の395億円と急伸し、東南アジア諸国連合(ASEAN)で最大だった。

日本の農林水産物・食品の輸出額は、7.6%増の8,073億円。政府は19年に輸出額1兆円の達成を目標に掲げている。


関連国・地域: タイ日本
関連業種: 経済一般・統計食品・飲料

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