海事庁、マラッカ海峡の水路測量調査を開始

シンガポール海事港湾庁(MPA)は5日、マラッカ・シンガポール海峡の水路測量調査事業の第2弾を同日開始したと発表した。昨年10月に同海峡の沿岸3カ国(マレーシア、インドネシア、シンガポール)と日本との間で締結された合意文書に基づくもの。調査は2020年にかけて行われる。

マラッカ・シンガポール海峡は、日本が輸入する原油の8割が通行する国際海峡で、狭い海峡を多くの船舶が通行する難所として知られる。1996年には国際協力機構(JICA)と沿岸3カ国が海図を作成したが、20年以上が経過して地形などが変化していることから、あらためて調査を行うことが14年に決定していた。

第1弾の調査は15~16年に実施。第2弾では、マレーシア・ポートクラン沖のワン・ファトム灯台からシンガポールの南東に位置するホースバーグ灯台にかけての水深30メートル以内の浅瀬を中心に調査する。調査で収集したデータは船舶の電子航法システムの精度向上などに利用される。

第2弾の調査には、東南アジア諸国連合(ASEAN)の統合を支援する目的で05年に設立された「日・ASEAN統合基金」が活用される。


関連国・地域: マレーシアシンガポールインドネシア日本
関連業種: 運輸・倉庫政治

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