日本から海外へ、航空機の手荷物でモノを運ぶ「運び屋」という仕事がある。預け入れ荷物の許容量が大きいビジネスクラスを使う人もおり、東京からアジアへは中国やフィリピンへ行く人が目立つという。
運び屋が多いこととは無関係かもしれないが、マニラではほかの東南アジア諸国に比較して、日本のモノを低価格で購入できるように感じる。食料や日用品など基本的なモノはほぼそろう。値段はモノによって異なるが、100円が100ペソ(約203円)といったイメージだろうか。
ただ「ちょっと高いモノ」の入手は難しい。液体洗剤はあるが抗菌など付加価値がついた製品はない、廉価なパックのカステラはあっても銘菓はないなど。妻は「シンガポールでは日系デパートに何でもそろっていたのに」としきりにこぼす。2020年に首都圏タギッグ市にオープン予定という日系デパートに期待したい。(谷)
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