ナナズグリーンティー、2号店を開業

ナナズグリーンティーのシンガポール2号店では、半数近くが屋外のテラス席となっている=27日、シンガポール中心部(NNA撮影)

ナナズグリーンティーのシンガポール2号店では、半数近くが屋外のテラス席となっている=27日、シンガポール中心部(NNA撮影)

抹茶カフェチェーン「ナナズグリーンティー」はきょう28日、シンガポール中心部ブギスに同国2号店を開業する。複合施設「デュオ(DUO)」の商業スペース「デュオ・ギャラリア」に入居。周辺のオフィスに勤務するビジネス客の需要開拓を狙う。新店舗は、同チェーンを手掛ける七葉(東京都目黒区)の現地合弁会社ナナズグリーンティーが運営する。

デュオ・ギャラリア店の席数は61席で、うち28席が屋外のテラス席となる。家族や大人数での利用が多い1号店のプラザ・シンガプーラ店と異なり、着席してから注文するレストラン方式ではなくセルフサービス式を採用。ビジネス客の利用に照準を合わせた格好だ。

新店舗ではコーヒーは提供せず、抹茶やほうじ茶など主力の商品により力を入れる。新メニューとして、ほうじ茶ゼリーラテ(8.5Sドル=約690円)、ほうじ茶ブラウンティー(6Sドル)、ほうじ茶ソフトクリーム(5.8Sドル)も導入した。2号店の山野まゆ店長によると、シンガポールでは最近「ほうじ茶の認知度が向上してきた」ことから、ほうじ茶を使ったメニューの充実を図った。

「周辺のオフィスに勤務している人たちなどに、もっとナナズグリーンティーやほうじ茶のことを知ってもらいたい」と話す山野まゆ店長=27日、シンガポール中心部(NNA撮影)

「周辺のオフィスに勤務している人たちなどに、もっとナナズグリーンティーやほうじ茶のことを知ってもらいたい」と話す山野まゆ店長=27日、シンガポール中心部(NNA撮影)

ソフトクリームは抹茶、ほうじ茶、バニラ味など全6種類をテイクアウトのみで提供。ドリンク、フードメニューも生ものを使った商品を除き、全てテイクアウトに対応する。ビジネス客による持ち帰り需要を開拓する狙いがあるという。プラザ・シンガプーラ店では、テイクアウトの比率は全体の5~7%程度だというが、デュオ・ギャラリア店では20%以上に引き上げたい考えだ。

ナナズグリーンティーの弓崎貴大ゼネラルマネジャーによると、デュオ・ギャラリア全体がまだ本格稼働していないため不透明な部分があるものの、新店舗は5月にも黒字化できる見通し。また、ウーバーイーツなど料理宅配サービスを使っての販売や、アルコールメニューの提供も計画している。

ナナズグリーンティーは東南アジア地域での同チェーンのマスターフランチャイズ権を持つ。現段階で、シンガポール3号店の出店は考えていないが、インドネシア、タイ、ベトナムなど周辺国への進出を準備している。

2号店の山野店長はNNAの取材に対し「まずは、1店舗ずつじっくりと育てていく方針。(新店舗では)周辺のオフィスに勤務している人たちや海外から来るビジネスパーソンに、ナナズグリーンティーの存在を知ってもらいたい」と話した。


関連国・地域: シンガポール日本
関連業種: 食品・飲料商業・サービス

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