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ウナギ養殖広まる、トゥアティエンフエ省

天然ウナギの不足に悩むベトナム中部トゥアティエンフエ省で泥を使わない人工池を使った養殖の取り組みが広がっている。21日付ベトナムプラスが報じた。

天然ウナギは、肉や他の魚に代わる栄養価の高い食品として人気があり、国内では供給不足に陥っている。このためクアンディエン郡では、2年ほど前から養殖を始めている。省の農業促進センターでは泥がない人工池を使い、2015年末から郡内の養殖家に普及活動を開始した。

養殖家の一人、グエン・ティ・ミン・ホアさんによれば、16年から試験的に養殖を開始して経過は順調で、昨年は郡内全域に広がった。ただ「不幸にも昨年11月の洪水でウナギが流されてしまった」という。それでも今年も養殖を続けるつもりだ。

元教師のホアン・レーさんは、洪水から養殖池を守り、育ったウナギが産み付けた大量の卵を周囲に売却した。養殖は簡単だという。レーさんによれば、3月から養殖すれば5月には産卵する。養殖シーズンは9月まで続く。また一匹のメスのウナギは45キログラムにもなり一度の産卵で4,000個の卵を産む。

人工池は鉄製パイプでてきていて、プラスチックカバーで覆いをする。つる性植物や葉などで日陰をつくって水を冷やし、またウナギが隠れることができるような植物も併せて栽培する。養殖に手間暇はかからず、他の仕事もできる。グエン・トゥーさんは、「時間はかからず収入を増やせる。泥を使わない人工池は従来の泥を使う池より効率がよい」と評価する。

また卸売業者によれば天然ウナギと見分けはつかず、天然ウナギの不足を補うとして期待がもたれている。


関連国・地域: ベトナム
関連業種: 農林・水産

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