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フィンテック普及、政府と中国アリババ提携

フィリピンの財務省はこのほど、フィンテック(ITを活用した金融サービス)の普及に向け、中国の電子商取引(EC)最大手アリババ・グループ(阿里巴巴集団)と提携すると発表した。新たに設立したフィリピン人海外出稼ぎ労働者(OFW)向け金融機関で、フィンテックを利用した新しい金融サービスを試験的に導入する考えだ。

ドミンゲス財務相は、アリババ傘下のアント・フィナンシャルが提供するフィンテック技術を活用することで、1,000万人以上とされるOFWの送金コスト低減化などが図れると説明。先月中旬に設立したOFW向け金融機関「オーバーシーズ・フィリピーノ・バンク(OFW銀行)」で、試験的にアントの技術を導入することを明らかにした。

アントのエリック・ジン(井賢棟)最高経営責任者(CEO)は財務省の声明で、「フィリピン政府と協力し、OFWに対して、フィンテックをはじめ広範な金融サービスを提供していきたい」とコメントしている。

OFW銀行は、OFWに特化した金融サービスを提供するため、ドゥテルテ大統領の主導で設立された。政府系商業銀行のフィリピン土地銀行(ランドバンク)が運営を担当。送金のほか、公共料金の支払い、投資、住宅・事業ローン、貯蓄など15種類のサービス、金融商品を提供する。


関連国・地域: 中国フィリピン
関連業種: 金融IT・通信サービス

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