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三菱重工サーマル、エアコン新工場を稼働

三菱重工サーマルシステムズのエアコン新工場=バンコク(同社提供)

三菱重工サーマルシステムズのエアコン新工場=バンコク(同社提供)

三菱重工業グループの三菱重工サーマルシステムズは、タイで家庭用・業務用エアコン部品の新工場を稼働した。既存工場の設備増強などを合わせた投資額は約30億円。2020年度にエアコンの生産個数を15年度比30%増の270万個に引き上げる。アジアを中心とする世界的なエアコンの需要拡大に対応する。

既存工場があるバンコク東部ラクラバン工業団地内に第3工場と電装工場を新設した。昨年末に完工し、一部生産を開始。7日から本格的に稼働する。

第3工場では家庭用・業務用エアコンの樹脂や板金部品を製造し、電装工場ではエアコンの基幹部品である電装基板などの実装を行う。建屋面積はそれぞれ6,000平方メートル、4,000平方メートル。

エアコンの組み立て・部品製造を行う第1工場、第2工場の設備も拡充した。工場はいずれも合弁企業の三菱重工業マハジャック・エアコンディショナーズ(MACO)が運営する。

MACOの佐々倉正彦社長によると、製造したエアコンの約9割は中国以外の世界各地に輸出。特に経済成長が顕著なインドなどのアジア向けのエアコン需要が拡大しているという。環境規制の強化に伴う省エネ対応のエアコン需要も高まり、17年の年間生産台数は07年比1.8倍、年間生産機種数は2.4倍に拡大した。

MACOは三菱重工とタイで音響機器や空調機器販売などを展開するマハジャック・グループが合弁で1988年に設立した。


関連国・地域: タイ日本
関連業種: 電機マクロ・統計・その他経済

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