ビナミルク、17年の売上高が51兆ドンに

ベトナム乳業最大手ビナミルクがこのほど公表した2017年連結決算によれば、年間の売上高が前年比約９％増の51兆ドン（22億4,600万米ドル、約2,450億円）余りに達した。１月31日付ＶＮエクスプレスが報じた。

税引き後利益（純利益）は約10％増の10兆3,000億ドン近くになった。純利益は10年前に比べて10倍余りに増えたという。17年末の総資産は34兆7,000億ドン近くで、年初から４兆ドン余り増えた。

同社は17年に、合併・買収（Ｍ＆Ａ）やグループ会社への出資比率の引き上げを積極的に展開。北中部タインホア省のタインホア・トンニャット・ミルクへの出資比率を100％に引き上げたほか、カンボジアの合弁会社アンコール・デイリー・プロダクツ（アンコールミルク）への出資比率を51％から100％に引き上げた。中南部カインホア省のカインホア製糖の株式65％、南部ベンチェー省のアーチャウ・ココナツ加工社（ＡＣＰ）の株式25％を取得した。