タイの首都バンコク中心部の商業施設「MBKセンター」を運営するMBKの商業施設部門のトップ、ソムポン氏は1月31日、パトゥムワン・プリンセス・ホテルに隣接する同施設ゾーンDの1~7階を改装し、24時間営業にする計画を明らかにした。
現在の営業時間は午前10時~午後10時。24時間営業にして旅行者を中心に来店者を増やす狙い。
ファッションブランドのアウトレットモールにする予定だった5階には政府機関を誘致する。バンコク中心部の商業施設に事務所を設置している政府機関は少なく、MBKセンターに事務所を誘致できれば、利便性が大きく向上すると期待する。
MBKセンターの来店者数は1日平均9万人程度。欧州、中国、インドなど外国人旅行者が60%を占める。施設前で毎月開催しているムエタイイベント「MBKファイトナイト」が行われる日は来店者数が10万人に増えるため、今後は毎週1回開催する計画。一連の改装などにより、1日当たりの来店者数は年内に12万人に増えると見込む。
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