MRT3号線の保守契約、正式に打ち切り

フィリピンの運輸省は6日、韓国系プサン・ユニバーサル・レール(BURI)と結んでいた、マニラ首都圏のMRT(高架鉄道)3号線(ケソン市ノース・アベニュー―パサイ市タフト・アベニュー、総延長16.9キロメートル)の保守契約を正式に打ち切ったと発表した。BURIには、先月17日に契約解除の意向を伝えたものの、その後も状況が改善されず、解除に踏み切った。地元各紙(電子版)が伝えた。

トゥガデ運輸相は声明で、「BURIの基準以下のサービスが、乗客に与える不利益を見過ごすわけにはいかない」と強調した。MRT3号線では、5日午前に北行き列車がアラネタ・センター・クバオ駅を出てすぐに車両1台から出火。車内が煙に包まれるトラブルが発生したほか、6日午前にも3件の技術的問題が発生していた。

同省は先月、BURIに契約解除を通知し、◇業務の不備◇効率的で信頼性の高い車両を、契約で求められる台数運行できなかったこと◇車両やその他のスペア部品を計画通り調達できなかったこと◇契約通りコンピューター化した維持管理システムを導入できなかったこと――を理由に挙げていた。保守契約には、車両43台のオーバーホール、信号システムの全交換などが含まれ、契約額は38億ペソ(約84億6,000万円)、期間は2016年1月からの3年間だった。

MRT3号線の保守業務は、次の契約業者が決まるまで、フィリピン国有鉄道(PNR)と軽量高架鉄道庁(LRTA)による技術支援の下、移行チームとBURIの技術職員が暫定的に行う。


関連国・地域: 韓国フィリピン
関連業種: 運輸・倉庫政治

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