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宮腰首相補佐官、日本産畜産物輸出で意見交換

宮腰光寛首相補佐官は28日、シンガポール日本人会館で開かれた現地飲食・食品業界関係者らとの日本産畜産物の輸出に関する意見交換会に出席した。

宮腰首相補佐官は、26~28日に東南アジア最大級の日本食品の見本市「フードジャパン2017」が開催されたのに合わせて、シンガポールを訪問。意見交換会後に記者団に対して、「参加者からは(日本産畜産物の)輸出でいくつかの障害があるとの声が聞かれた」と説明した。シンガポール政府は日本の特定の施設で処理された食肉の輸入を認めているが、食肉加工品の処理施設はまだ認定されておらず、こうした状況を改善するよう求める意見が挙がったという。

宮腰首相補佐官はまた「農林水産品の安全基準が厳しいシンガポールに出荷できれば、他の国にも輸出を広げていける。シンガポール政府に日本産品の安全性に対する理解を深めてもらうことが重要だ」と話した。

シンガポール滞在中には政府観光局(STB)のチャン・チーペイ副長官らと会談。日本の農産物の輸出促進やインバウンド(訪日外国人)客などに関する意見交換を行った。

■日本人会館で日本産豚肉PR

食品大手や業界団体などでつくる日本畜産物輸出促進協議会の豚肉輸出部会は28~29日の2日間、シンガポール日本人会館で日本産豚肉をPRする試食特別販売会を実施した。

試食会では、日本人会館を訪れた日本人向けに、食肉加工大手スターゼンの「はざまのきなこ豚」や富士農場サービスグループ(静岡県富士宮市)の「フジポーク」、サイキ(熊本県和水町)の「火の本豚」が振る舞われた。開催を支援したFLP読広シンガポールの担当者によると、きなこ豚は既にシンガポールで販売されているが、フジポークと火の本豚は市販されておらず、今回の試食会のために輸入した。即売コーナーでは宮崎県産の豚肉を販売。同会館での意見交換会に出席した宮腰首相補佐官も視察に訪れた。

日本養豚協会の倉本寿夫専務理事は、「シンガポール政府は鹿児島県の食肉取扱施設(4カ所)で処理された日本産豚肉の輸入しか認めていない。今回の試食会では静岡などから鹿児島の施設まで運んで処理した豚肉を振る舞った」と説明。「シンガポールは(豚肉を好んで食べる)中華系が多い。現地在住日本人に日本産豚肉の良さを広げていってもらえれば」と期待を示した。

日本人会館で行われた日本産豚肉の試食特別販売会に立ち寄った宮腰光寛首相補佐官(右)=28日、シンガポール中部(NNA撮影)

日本人会館で行われた日本産豚肉の試食特別販売会に立ち寄った宮腰光寛首相補佐官(右)=28日、シンガポール中部(NNA撮影)


関連国・地域: シンガポール日本
関連業種: 食品・飲料農林・水産マクロ・統計・その他経済

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